むちうちを正しく知って下さい
交通事故やスポーツでの衝撃のあと、「首が痛い」「頭が重い」「めまいがする」といった不調が長く続く——これがいわゆる「むちうち」です。事故直後は痛みが軽くても、数日経ってから症状が強まることも珍しくありません。
むちうちは、レントゲンなどの画像検査でははっきりした異常が見つからないことが多く、「異常なし」と言われて不安を抱える方が多い症状です。しかし、つらい症状が実際にあるのは事実です。
代々木整体ユニバーサルセンターでは、画像に映らない筋肉や自律神経の状態にこそ原因があると考え、長引くむちうちの本当の原因に丁寧にアプローチしています。
むちうちとは何か
むちうちとは、不意の衝撃によって首が鞭(むち)のようにしなり、前後(または左右)に急激に振られることで首を痛めてしまう状態を指します。正式には「外傷性頚部症候群」「頚椎捻挫」などと呼ばれます。
急激な動きによって、首を支える筋肉や靭帯、関節周りの組織が損傷したり、強い緊張状態に陥ったりします。さらに、首には自律神経が密集しているため、その乱れから多彩な症状が現れることがあります。
首の痛みだけでなく、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、手のしびれなど、一見首と関係なさそうな症状が出るのがむちうちの特徴です。
むちうちの症状が長引く原因
大原因:首まわりの筋肉の過緊張と自律神経の乱れ
むちうちの症状が長引く背景には、衝撃をきっかけに生じた首まわりの筋肉の強い過緊張と、それに伴う自律神経の乱れがあります。画像で異常が見つからなくても、この筋肉と神経の状態は確かに乱れており、それが多彩な症状を生みます。これらは変化させることができる部分です。
小原因1:事故直後の安静のしすぎ・固定の長期化
痛みを恐れて長く動かさずにいると、筋肉がこわばり血行が悪化して、かえって回復が遅れることがあります。状態に応じた適度な対応が大切です。
小原因2:もともとの首・肩の緊張や姿勢の崩れ
事故前から首・肩に緊張や姿勢の崩れがあった方は、衝撃の影響を受けやすく、症状が長引きやすい傾向があります。
小原因3:精神的ストレス・不安
事故による精神的な緊張や不安は、自律神経の乱れを強め、症状を長引かせる一因になります。
小原因4:全身バランスの崩れ
衝撃は首だけでなく背骨や骨盤全体にも影響します。全身のバランスが崩れたままだと、首への負担が続き回復が妨げられます。
小原因5:冷え・血行不良
首・肩まわりの冷えや血行不良は、緊張した筋肉の回復を妨げ、痛みやこりを長引かせます。
むちうちで起こりやすい症状
むちうちでは、次のような多彩な症状が現れることがあります。
- 首の痛み・こわばり・動かしにくさ
- 頭痛・頭の重さ
- めまい・ふらつき
- 吐き気・倦怠感
- 肩こり・背中の張り
- 手や腕のしびれ
- 目の疲れ・集中力の低下
症状が強い場合や神経症状がある場合は、まず医療機関での検査を受けることが大切です。交通事故の場合は、適切な手続きについても医療機関や保険の窓口にご確認ください。
当院のむちうちへのアプローチ
「検査では異常がないのに、つらい症状が続く」——そんな長引くむちうちには、画像に映らない原因へのアプローチが必要です。
当院では、首だけでなく背骨全体・骨盤・頭蓋骨の状態まで含めた全身を確認します。カイロプラクティックのSOTで首から骨盤までの連動した動きを回復させ、深部の緊張をやさしくゆるめます。鍼灸では首・肩のトリガーポイントへのアプローチに加え、乱れた自律神経の調整も行います。
あわせて、回復の段階に応じた首の動かし方、姿勢の整え方、首・肩を冷やさない工夫、簡単なセルフケアなど、日常生活でのアドバイスも行い、症状が戻りにくい状態を目指します。
