肋骨矯正を正しく知って下さい
「呼吸が浅い気がする」「背中や脇のあたりが張る」「ウエストのくびれが左右で違う」——こうしたお悩みの背景に、肋骨(ろっこつ)まわりの状態が関わっていることがあります。
肋骨は心臓や肺を守る大切な骨であると同時に、呼吸のたびに開いたり閉じたりして動く、しなやかな構造を持っています。この動きが姿勢の崩れや筋肉の緊張によって制限されると、さまざまな不調につながります。
代々木整体ユニバーサルセンターでは、肋骨そのものを無理に動かすのではなく、肋骨まわりの筋肉や背骨・骨盤との関係を整えることで、呼吸のしやすさや姿勢の改善を目指しています。
肋骨矯正とは何か
肋骨は左右12対あり、背骨と胸骨につながって「胸郭(きょうかく)」という籠状の構造をつくっています。胸郭は呼吸のたびに広がり縮みし、体幹を支える土台にもなっています。
肋骨矯正とは、姿勢の崩れや筋肉の緊張によって動きが悪くなったり、左右のバランスが崩れたりした胸郭まわりの状態を、手技によって整えていく施術です。骨をボキボキと強く動かすものではなく、筋肉や関節の動きを取り戻すことを目的とします。
胸郭の動きが整うと、呼吸が深くしやすくなり、背中や脇の張りがやわらぎ、姿勢やウエストまわりのバランスにも良い変化が期待できます。
肋骨まわりの不調が起こる原因
大原因:姿勢の崩れと肋骨まわりの筋肉の過緊張
肋骨まわりの不調の根本には、猫背や巻き肩などの姿勢の崩れと、それに伴う胸まわり・背中・脇の筋肉の過緊張があります。筋肉が硬くなると胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなったり左右のバランスが崩れたりします。この筋肉と姿勢の状態は、施術によって整えることが可能です。
小原因1:猫背・巻き肩
背中が丸まり肩が前に巻き込むと、胸が縮こまって肋骨の動きが制限されます。デスクワークの多い方に多くみられます。
小原因2:浅い呼吸の習慣
緊張や不良姿勢によって浅い胸式呼吸が続くと、胸郭が十分に動かず、肋骨まわりの柔軟性が低下します。
小原因3:身体の使い方の左右差
いつも同じ側で荷物を持つ、脚を組むなどの偏った習慣は、胸郭の左右のバランスを崩します。
小原因4:骨盤・背骨の歪み
土台となる骨盤や背骨が歪むと、その上にある胸郭にも影響が及び、肋骨まわりのバランスが崩れます。
小原因5:運動不足・体幹の筋力低下
体幹の筋力が低下すると姿勢を保ちにくくなり、胸郭まわりに負担が集中しやすくなります。
肋骨まわりの不調で起こりやすい症状
肋骨まわりの状態が崩れると、次のような不調がみられることがあります。
- 呼吸が浅い・息苦しさを感じる
- 背中や脇の張り・こり
- 肩甲骨まわりの動かしにくさ
- ウエストや胸郭の左右差
- 猫背・姿勢の崩れ
- 胸まわりの詰まった感じ
胸の痛みや強い息苦しさ、動悸などがある場合は、内科や循環器科での検査が優先されます。当院でもそうした症状の有無を確認しながら施術を行います。
当院の肋骨矯正へのアプローチ
肋骨まわりの不調は、姿勢と筋肉の状態を整えることで、呼吸のしやすさや見た目のバランスに変化が期待できます。
当院では、肋骨だけを単独で扱うのではなく、土台となる骨盤・背骨全体との関係を含めて全身を整えます。カイロプラクティックのSOTで骨盤から背骨、胸郭までの連動を回復させ、胸まわりの動きを取り戻します。鍼灸では胸・背中・脇の緊張した筋肉にアプローチし、深部の緊張をゆるめます。
あわせて、猫背や巻き肩を防ぐ姿勢、深い呼吸を取り戻す習慣、身体の使い方の左右差の見直し、胸郭をゆるめる簡単なセルフケアなど、日常生活で良い状態を保つためのアドバイスも行っています。
